iPhone 用 Webアプリに起動画面が付けられるようになったので Calc 10 につけてみた。

iPhone 3.0 の Safari では html の head 内に

と記述する事で、ネイティブアプリのような起動画面が設定できるようになりました。画像のパスはなんでも大丈夫です。

参照:iPhone 3.0でSafariに追加されたもの( http://blog.sohaya.com/2009/06/21/iphone-30-mobilesafari-features/


上記の設定をしただけだと起動画面は表示できず、head 内で

<meta name="apple-mobile-web-app-capable" content="yes">

と、全画面表示の設定をした上で、一度 Webアプリをホーム画面に登録して、そのアイコンから起動する事で起動画面を表示する事ができました。

iPhone で確認してみてください。

Calc 10 ( http://www.grkt.com/iphone/jp/calc10/ )

こんなのが出ます。



起動画面なんていらないかな、と思ってたんですが、実際に試してみるとロードの待ち時間が体感的に短くなりました。「ちゃんと働いてます!」ってアピールするだけでこんなに気持ちが違う物だとは。


この機能と cache manifest 、あとローカルデータベースを組み合わせれば、ハードの機能を使わないアプリなら(ウェブサービスのフロントエンドのようなもののなら)ネイティブアプリで作る必要はないかもなーという感じです。

参照しているウェブサービスが突然仕様変更した場合、ネイティブアプリだと修正して Apple の審査が終わるまで使えなくなってしまう事が(今まさに昨日から tumbladdict と tumblr gear が使えない!)あるので無料で公開するアプリならなるべくウェブアプリの方がいいかも。